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落ち口からみるとF3・4辺りは優しそうに見えます。

不動七重の滝はまさしく本邦屈指の名瀑ですが、七重の名称はゴロの良さから名付けられたのではないか?・・と勝手に思ってます。

さすがの創造神もこの傑作を完成させるのに2億年掛かったそうですなあ。

ありがたやありがたや 

安全なブッシュ伝いに計65m登って終了です。

最後のPは優しいもののランナウトが長いです。

それにしてもこの景色は感動もんですなあ v(^。^)v
 

あっ!4ピッチで6時間近くも掛かりました。

これが悲願のF6の釜

すぐ上に隠れた、スクリューの渦巻く、まるで地獄釜があります。

最後のF8も見えてます。

越せるか?まるで地獄釜!

金槌やのに 

2010年9月 夕陽の衛兵

三つ子と老漢 不動七重に伏す

大峰前鬼川不動七重の滝

前鬼川に架かる大峰屈指の名瀑、不動七重大滝に憧れてはいたが、その威厳に圧倒され引き下がる事幾度。 5年前、1本のボルトも打ち足す事無く1日で8滝を登り抜いたと云う見事な記録に触れ、敬愛すべき若き彼らの情熱と、その卓越した技量には及ぶべくも無い老僕と三つ子の二人連れではありまするが、役行者の又家来を密かに自称して憚らない我等にとって、不動七重の8滝は避ける事の許されない行場と悟り、軋む老骨に鞭打ちながらもハーケンの効力危うい大滝側壁を、穿つ事無く何とか登ることが出来たのは、まさしく神変大菩薩のご加護でありましょうか。

怖い思いをしましたが、無事帰れる嬉しさの余り思わず ・・
若い頃テレビで見た怪傑ハリマオの真似してしまいました。

ここからだと下段のテラスまで
ほぼ真下に65mの懸垂です。

こっち向いてって云うなっ
                    ちゅうねん!
リアリズムっちゅうもんが ・・

あっ!ツキ谷でもゆうた?  

不動七重大滝
  落ち口の上段

動画からの切り抜きなので変なジジイが余計に変です。

日頃練習の機会が無い霊ですが、ぶっつけ本番に強く、最近は泣かずに登れるようになりました 

上から順番にF5・4・3・2の釜が一望です。
F1の滝の落ち口の舐めも見えてます。

の終了点の向こう側は階段状になっていて、落ち口へは安全に降りる事が出来ます。

ここには懸垂に適した大木もあります
 

落ち口より10m程高い所の終了点ゴールまで残り45mを3ピッチで細かく登りました。

途中の丈夫な木で支点を取り2P、3P、4Pと区切りましたがランナーが取り辛く、殆どがランナウト状態でした。

2Pから上は落ちても命が保障されますので安心ですが ・・ぶるぶる 

半泣きで何とか登りましたが ・・
びびったょ〜 

1Pは絶〜対落ちられませんなあ。 

20m上のしっかりした木でビレイ点をこさえて一安心です
 

途中でビビって降りてきました 

浮石に打ったハーケンなんて効くわけないし・・

爪程のラープがオイラを止どめてくれるとも思えんし・・ 
なんて言い訳してますよぉ〜。

なかなか登ろうとしないので霊の奴にコヅかれてるんでしょうかね。 

えっ! なぐさめてるの??

初登ルートは瀑流を浴びながら左のコーナー沿いを登るらしいですが・・近寄れたもんじゃありません 

曇っているのでこの辺りまで濡れてます。

霊は万歳三唱です 

昨日の事は忘れても ・・
50年前の事は良く覚えてるもんですなあ。

怪傑ハリマオ

この3P終了点は落ち口とほぼ同じ高さです

老残愚にして巌に臥すも

三つ子その志万里にあり

不動七重の滝            

悪運じじいも ここらが潮時ですわ
         ありがとうございました〜〜 
  

動画

F5 不動七重の大滝

三つ子がゆうなっ ぶるぶるぶる〜〜

おらっ!のぼらんかいっ

hetare!bokejiji〜!