今年の夏は迷滝とのご縁がもとで、日裏谷でいっぱい楽しく遊ばせていただいたです。
日裏谷は滝の精霊の家族が仲良く暮らすまことに静かで美しい谷でありました。

けっしておっきくはないのですが、凛として気高い雌滝。(なにせ、滝身に近寄っただけで、あんちゃんに平手打ちをくらわしたですから・・・(^^;)
うしろには雌滝をその懐にゆったりと抱きしめるかのやうな、まことに堂々とした雄滝。(雌滝の仕打ちに落ち込んだあんちゃんを憐れんで?あんちゃんの決死(^^;の瀑身突破を許し、ど〜んとふところをかしてくれた心優しい滝)
このふたつはほんにお似合いの素晴らしい夫婦滝であったです。
その上には美しい釜を持つたおやかな風情の三つのナメ滝。これは、おしとやかな美人三姉妹。

そしてその奥には、大ワシが翼をいっぱいにをひろげたかのやうな大岩壁の真ん中を2条に分けて優雅に水を落とす迷滝。
その個性的で威厳にみちた姿は、おそらく、森を守る長老にちがいないとたまきちは思ったです。
だから、この滝は一番えらいおじいちゃんの滝。
その上の小滝をふたつ越したところにある、静かに深い水をたたえた釜をもつなだらかな滝は、おじいちゃんのうしろでひかえめに微笑む、ほのぼのとしたおばあちゃん。

そして今回の3連瀑は、小さいけれど、お姉ちゃん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんにも、決してひけをとらない個性豊かな3兄弟。幽谷にあそぶやんちゃな童子滝とでも申せませうか(^^;
なにせ、最後の最後にこれでもか!ってくらい冷たい谷の水を頭からたたきつけてシャンパンシャワーならぬ滝水シャワーでゴールを祝福?してくれたですから(^^;
あまりの寒さに思わず泣き叫んでしまったたまきちですが、夏の終わりにふさわしい、まことに楽しい、よき思い出となったです。
見上げた山のてっぺんはすでにあざやかに色づきはじめ、秋のおとずれを教えてくれておりました。

かつてこの谷一帯は大規模伐採が行われていたさうです。
雄滝の上の三姉妹ナメ滝を越したあたりが材木の集積場にされ、迷い滝周辺一帯はまるはだか状態だったと、おじいちゃんの本に書いてあったです。
そんな悲惨な過去を乗り越え、まるでなにごともなかったかのやうに見事によみがえったこの谷を思うにつけ、たまきちはうるうるしてしまうです。
今では、廃林道さえも山に呑みこまれやうとしており、山のもつはかり知れない底力を感じずにはおれぬです。

谷をはなれるとき、たまきちはおっきなこえで、谷にきちんとお礼をゆいました。
廃林道にでて、谷をもいちどふりかえると、迷滝がきれいな虹をかけて、あんちゃんとたまきちを見送ってくれておりました。

                                                            おわり
大峰山系日裏山     
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フォローの霊がビレイ点から見えないチムニー状の流身で
奇声(大泣き?)を発したので溺れたのではと、本気で心配したが青い唇で震えながら登ってきた。

この滝はズルのしようが無いのに ・・・
                                        えらい えらい 。

       ズタズタの健さんもお疲れ様 。

     あっ!ハーケン回収しよおっと 

迷い滝のすぐ上に小さな2連瀑があり、超えれば暫く平坦で次に深い淵を持つ10m程の滝があるが左岸は簡単にヘツレそうでした。
今回林道終点から、そのまま右岸のソマ道跡を辿り稜線越えで1時間、そのヘツリ滝?の落ち口に立つ。
そこから見上げた3連瀑の1つ目は見るからに優しそうで2つ目の滝には、ぶっとい流木がもたれ掛かりズルし放題にも見えるが、その上の滝はチムニー状の瀑身登りが予想され、肌寒い今日、思わず身震いするのでありました。 

舟の川支流ヒウラ谷 迷い滝     

この辺りには残置のハーケン
    も残るが指で揺らすと千切れた

     でもマイクロカムがバッチリ !!

寒くて震えながら登ってきた霊

2つ目の滝も20mぐらいです

マイクロカムでテストしたら外れたので
           流木でランナーを取る

フリーで登れず
  シュリンゲに足を掛けて登った 

     後は簡単 

ここが落ち口の始まりです


4時間かかって
2ピッチ50m登りました。

15m上のテラスには
    ビレイ点にうってつけのクラックがある。

L型ハーケンがメーン
  マイクロカムと小さなフレンズでバックをとる。

愛用のクロモリハーケンは高価なので残置しません

4P   被ってるので登るにつれて壁に近づきます

チョンボ棒でプリクリし、A0ゴボウ逆上がり
  何でもありのターザンごっこ 
ヘタレじじい〜 

右岸側壁は手も足も出ないのでバンドの瀑芯を越えて左岸を物色するが取り付きは被った鏡岩(^^; 。
                                         だが、最後の手段も無くはない。 
クライミングには程遠いが、大木によじ登って8m程上の壁の木にプリクリすれば飛び移れそうなので気を良くし、
                                   再び瀑芯に突入して無事帰ってきました。
                          
               次回は左岸壁へ懸垂して木登りしようと目論んでます。

15mほど登った木がビレイ点  

雌滝にトライしましたが岩に触れるのがやっとでした 

            ギアの錘で溺れそうになりすぐに諦めました。
  

ランナーが無くても
ヒモ付って何故か安心です

次の小さな2連漠を超えるとなだらかになるが、その前方には到底越せそうに無い滝が重なり睨みをきかせていたので潔く敗退することにしました 

           くわばらくわばら

廃林道から見た迷滝   

迷い滝動画

向かって右の側壁を登る    

4m程登ってハーケンを打ち
    次は細い木でランナーを取る

この辺りは優しい

迷 滝

ビレーするまでの動画

最初のそこそこ太い木まで45m
    ランナウトのロープが重いの何のって !! (^^;

この下は体感10aの細かいフエースのランナウトですが
5m下には錆付いた唯1つのリングピンが健在?で
    8.3mmロープを託すにまさしく天の助けでした 。
                
                    人もまた天なり。

そして迷い滝上部3連瀑   

ヒウラ谷  迷滝  雌滝雄滝                           

今回の霊はノーテンで頑張った

2P 目は樹林帯に向かって10m程

 あっ!懸垂は樹林帯を少し降りないと
           ロープがギリギリでした。
     

落ち口はいつ立っても快感です    

帰り道、五条で花火が上がってました 

がきや〜 あっ!

宗家鍵屋初代弥兵衛は、なななんと! 舟の川の篠原出身で1659年に江戸日本橋で花火屋を始めたのが起こりで、1808年7代目の番頭清七が暖簾分けをして貰い玉屋市兵衛と名乗ったという。 
浮世絵に描かれた花火舟は総て玉屋という程優れていたそうですが、35年後に火事を出し断絶。  だが以後も歓声は、たまや〜 かぎや〜 だったそうです。
鍵屋・玉屋の名は守護神であるお稲荷さんが鍵と玉を銜えている事に由来するという。  因みに鍵屋は現代で15代目だそうです。 

湯の又出合から
   楽しいアプローチでした

最初の斜瀑はアメドマリの滝   

花火動画

そして 雌滝雄滝  

林道歩きよりず〜っと楽しいです   

右岸を巻いて雌滝の落ち口   

三ツー谷との出合から見た雌滝と奥に雄滝   

雌滝

3P 上段のバンドを左岸へ渡る  

最近呆けが進み緊張すらしなくなってしまったので出し切れるが、体力の衰えは如何ともし難い。

そして 雄滝 左岸壁       2009年9月

5P 
滑が垂直に変わる滝身のテラスまで10mの水平トラバースだがスタンスが悪く、フォローの霊に落ちられでもして「裸足のクライマー2」 なんぞになられた日にゃぁお手上げなので、3m程上の木まで登って特長シュリンゲ、降りて登って登って降りて養生ざんまい小1時間。

                   も〜ふらふ

この滝は流身を登るには
泳がなければば取り付けず
すり鉢みたいだし・・・ 

肌寒い今日
その気になれず パス 

3つ目の滝はランナウト

仕事靴にドンゴロスを巻きつけて登るオイラ

フリクションは沢靴を凌ぐ V(^_^)V

因みに靴の商品名は 「健さん」
    だから ドンゴロスの健さんと呼んでます 

続く核心 !!

クラックに片足を入れてせりあがり
キャメを下細りのクラックに咬ます。

そして10m余りのランナウトで
          丈夫な木にたどり着く。

      この滝は30mありました
            でもランナーは2箇所

キャメの2〜3があれば上部で使えましたが
         重いし ・・・ 

イラスト 霊   

3連瀑の上はすぐ二股です        

左又にある40m程の階段状のチョロチョロ滝に登って遊びました。
帰りは3連瀑の終了点まで戻り、右岸を少し登るとソマ道跡に出て、1時間程で廃林道へ戻れました。

     記録の少ない滝ですが素晴らしい感動を与えてくれました    

ばぁ〜   

山って女神でしたよね !!  

滝の家族    たまきち

2009年9月 夕陽の衛兵   

  

そして 迷い滝上部 3連瀑     2009年9月

2つ目の滝の終了点は
    
  垂れ下がったケーブルワイヤーを
        テストしたらビクともしなかったので

  ブルージックで支点をとった。

雄滝  

優しい右岸を登る    

2P は10m程上段のバンドのクラックでマイクロカム2個
              ハーケン1本を打ち込みガチガチの終了点を作る。

落ち口から左岸の笹薮を少し登って
       トラバースし大木めがけて25mの懸垂。

あっ!クライミングシューズで水の中 ・・・ 

下から見れば雄滝の落ち口はこの辺りかな?

雄滝の上は小さな
    釜つきの滑が3つ続きます。

無事トラバースを終えた霊   

アブミがあれば楽なのに・・・   

邪道じゃ〜   
  腕力こそ正統じゃ わ〜ん!

上の釜まで20m程の滑です

5P   35m先の木を回って
         フォローが見える場所まで戻りビレー。

このすぐ上が廃林道の終点です。


ああ
 楽しかった〜
 



    それにしても女 あっ!いや
             雌滝には歯がたちません
   

るん る〜ん

釜が綺麗過ぎます   

見た目より
  フリクションが効きます   

霊もスイスイです 

10m余り登って浅いクラックに
   ハーケンを打ち細紐でタイアップ

   ランナーとって短足ムーブ 

7m程上の木で支点を取って
             霊のビレーをする

足元のドンゴロスの健さんが心強いです   

1つ目の滝は約20m

核心はこの上のワンメイクだが
   マイクロカム2連で安心して登れた

   見た目より優しくガバガバでした。

なかなか迫力のある雄滝

目指すは上段のテラスから木の生えた左岸

いかにも謎めいたネーミングと素晴らしい側壁を持つ迷滝に魅せられ下見をした所、左岸側壁のザレ場で朽ち果てたハーケンを発見。
一見優しそうに見えるラインを物色すると残置は見当たらないものの、小さなクラックが豊富でマイクロカムにはうってつけの壁だった。
そして本日、小さなキャメとマイクロカム一式、ハンマー、ハーケンまで引っ提げてやって来ましたが見ると登るは大違い!。 
上部40mでのまさかのランナウトも唯1本生き残りの錆付いたリングピンに助けられ、運良く落ちずに突破でき無事の帰還となりました。

                         それにしても先人恐るべし !!        
2009年8月   夕陽の衛兵

日裏谷の名瀑 迷滝   

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