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3P 35m B10 5.9 トラバース

バンド左の草付の間を少しクライムダウンしてからトラバース。樹林帯の上へ来ると、壁の基部が見えなくなり高度感がなくなる

木を掴みながら(岩だけなら10a?のトラバースの途中で古い人工の試登ルートとクロスする。

          ボルトラインの上下のホールドを落ち着いて探しながら辿る
ちなみに足ブラ状態でボルトを1本手打ちするには、ハンマーを持ち替えながら無休でも50〜60分掛かるのだが、作者はお金が無い分時間は腐る程あるので何て事はない (^。^) 
ハンマーの音に集まる小さな蟻達に慰められながらひたすらボルトを打った
中間地点迄来ると懸垂下降出来る3本支点があるが、下のビレイステーションへは振り子が必要なので下降はすぐ左上のT3からが良い。
後半は大フレークのクラックを左上するとレッジに立てるが、縦のナイフエッジはまるで真剣白刃取り!!注意!  
ここは岩が悪くビレイ点には向かないので(岩を叩くと釣鐘のような音がゴーン・・・)仕方なく左横の穴ぼこのようなテラスでハンギングビレイするようにした。レッジでビレイすると楽なんだが・・・



   10m上の”サンダー2” 7Pの終了点に向けて登るマニアックなルート

      高度感は抜群!
核心を越えれば5・9の部分にはピンは無い

フォローも楽しむならビレーはすぐ上のサンダー2のビレイ点のほうが良い

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8P 右ルート 35m  B12   5・11a (作者の独断なのでお買い得)
         13クライマー岩本氏のOSグレードは10dとの事

2P 45m  B12  5.10-  ゆるいフェース

ボルトを2本打ち足したので緊張感が薄れてマニアには少し物足りなくなったかも知れない。 
最後に打ち足した曲がり角のボルトは
岩にロープが擦れるので少し長めのヌンチャクか2本繋ぎで対応して頂きたい。  長すぎると余計に擦れるのでご注意!

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8P 右ルート

        5・11a

5P 15m B7   5・10  トラバース 〜フェース 〜小ハング    
左上に 「サンダーボルト2」 のピンが目立つので、ノーマルルートをわかり易くするのと危険防止のため10x80mmのボルトを1本右3mの良く見える場所へ打ち足した(2006年7月)。
ここは人口壁並みのピン間隔なので安心できる。


作者の核心越えは届かない縦ホールドをレイバックで取り体を右に振って立ち込むが
結構パワーが要る。A0だとよけいに登れないがA1は楽。
ここを越えれば残りは4割。のんびり行こう。

8P 5・10ノーマル

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サンダーボルト ルート解説

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 ←1P


    2P→
←10P
2ピン目の白子氏

    終了点の白子氏→
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      4P  最初の核心 

リーチが無いので出だしの小ハングをレイバック

5P 核心の白子氏

6P →

スラブの出だし

10P  右 30m B3 5.11ab    フリーの初登者不明(兵庫の山岡氏?) 
                                     オンサイトグレイドは再登者の岩本晃明氏による

    
    左 35m B5 5.10-

右ルート作者のRPムーブ

Wボルトの左のガバをとり右手でコブをとる。と同時に左手を左上の小さなコブに送る。すぐさま右手でランジ。
続いて左手で左端ギリギリのカチへ飛ぶ。 薬指が窪みに掛かればしめたもの。
リーチが無ければランジしかないが達成感はグレードの比ではない。


左ルートはプリクリしてから最初のハングを越えて左上し右のスラブヘ移動。
最後は右上し猿すべりの木でビレイ。


帰りの尾根道はすぐ上。 10分で朝来たコルに。そこから20分余りで駐車場に着く
。    おつかれさまでした〜

オンサイトする岩本氏

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9Pをトラバースする宮本氏
          
4ピン目より撮影

8P ステミングで登る作者 

←10P
終了点でビレイ





10P  松下さん→

3ピン目の核心にトライする作者

3P  フレークを登る初登時の松下さん

7Pクラックの出だし 

7Pクラックからフェースに出た白子氏 

4P 15m B5 5.10 フェース (断層

出だしの小ハングが作者の好きなレイバック。
チビでおまけに手足の長さが同じなので、コの字になれる (^-^)

リーチがあれば簡単に登れるようだ。
中間の断層部は優しいが上部ホールドは遠い。リーチが無いとご神木に助けられる。
パワーの要るピッチだが温存しないと5P核心が待っている
この上のT4はロープの流れを考慮して増設したのでビレイ点が他よりもショボいが ボルトの数は5本に打ち足している。

7P 25m B7  5.10-  クラック〜フェース

たのしいPだが高度感が無いのが惜しい。
少し登った所でチムニーっぽいクラックに体がすっぽり入る。
その上がハンドフィスト2・3手。
右のフェースに出てもホールドがある。。
ピン間隔はジム並み。
ここからはお隣のサマーコレクションの上部カンテが良く見える。

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核心部は破砕帯なので注意!!

7P 右ルート 25m B7  5・10 c  

8P 35m  B12 5・10
           コーナー〜フェース


出来れば檜より外に出てステミングでお願いしたい。
足で葉っぱをさばきながらスタンスを探すのも結構楽しい。

コーナーを抜けるとカンテの上のレッジで一休みできる。
これからが核心。
ピンの手前に隠れたガバがあるのでご安心あれ。
右手でガバを探り クロスで右上をアンダー、 チビの作者にはギリギリ。

ルート左上は破砕帯でボルトが打てず、やむなく迂回
したら難しくなったがホールドは連続している。
登れないときは御神木に頼れる。
くれぐれも破砕帯に入らないよう気をつけて頂きたい。

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T3でハンギングビレイする白子氏

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お疲れ様でした〜 

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1P 40m B12 5.10−(5.9)ゆるいフェース

ボルトを3本打ち足して12本にしたのでかなり優しくなったように感じるが上から2ピン目が要らなくなってしまった。(^^;  ロープの流れと岩の安定度を偏重し過ぎた感があり難しくなった箇所もあるが、作者のあえてのこだわりと御解釈願いたい。
             右へ少し逃げていただくとかなり優しくなります。
                           

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  8P上部の松下さん  

9P 25〜30m  B7  5・9   フェース〜トラバース

右手の優しいフェースを登りレッジの連続した右上がりのトラバース。
大木を越えて左上すると丈夫な捨て縄のある10Pの取り付き。

6P 25m  B6 5・9 スラブ〜フェース

このT5のレッジはルート中一番気持ちよくビレイできるが落石の通り道なので注意!
優しいスラブを左上し草付き沿いから右の岩へ戻ってT6へ。